自然の家の野鳥

1、いつでもいる鳥( 留 鳥 )

 ヤマガラ (シジュウカラ科)
 

 
大きさ14cm 鳴 : ツツピーツツピー

 ・2月頃から、さえずり始める。常緑広葉樹林を好み
 木のくぼみや、キツツキの古巣に作るが、巣箱もよく
 利用する。
 いつも、つがいで行動するが秋、冬になるとカラ類と
 「 混 群 」を作る。
 シジュウカラ (シジュウカラ科)
 

 
大きさ14.5cm 鳴 : ツツピツツピツツピ

 ・1月末から、さえずり始める。秋、冬はカラ類の混群
 に入るが、群の中では低いところにいる。
 オスのほうがお腹に黒い線(ネクタイ)がある2月頃か
 ら、つがいになり直径100cmくらいの縄張りを作る。
 人をあまり怖がらず、巣箱もよく利用する。
 ホオジロ (ホオジロ科)
 
 
大きさ16.5cm 鳴 : チョチョピーチョチョピー
 
 ・地鳴き:チチッチチッ(2連)・スズメによく似た鳥、3
 月頃から、木の梢で、さえずる。地上で採餌して、人
 が近づくと、チチッチチッ(2連)鳴きながら、藪へ逃げ
 込むことがよくある。聞きなし「一筆啓上仕り候」
 カワラヒワ (アトリ科)
 
 
大きさ14.5cm 鳴 : キリリコロロビー
 
 ・キリリと鳴きながら梢にとまる。飛び立つとき、翼の
 黄色い模様が目立つ。つがいは直径30mくらいの
 縄張りを守る。子育ての終わった夏の時期は、河原
 で集団生活をする。
 
 ウグイス 
(ウグイス科)
 

 
大きさ15.5cm 鳴 : ホーホケキョ

 ・藪の中を移動するので、鳴き声は聞けても、なかな
 か姿を見ることができない。オスは直径200cm程の
 縄張りをもち、メスが縄張り内にきてつがいになった
 かと思うとまた、別のメスを求めてさえずる。
 ヒヨドリ (ヒヨドリ科)
 

 
大きさ27.5p 鳴 : ピーピーピュルピュルピュル

 ・尾が長く、波形を描いて飛ぶ。街にも多く、家の近く
 
 の公園でもよく見られる。
 
 木の枝に皿形の巣をかける。
 
 キジバト 
(ハト科)
 
 大きさ33p 鳴 : デデッポウ

 ・街にいるドバトよりは小さく、滑空して降下するとき
 に翼を水平に保っている。雛に「そのう」から分泌す
 る「ピジョンミルク」を与えるため、育児のために餌を
 採る必要がない。
 3月から11月にかけて6回から8回も繁殖する。
 エナガ (エナガ科)
 

大きさ13.5p 鳴 : チーチーチー
 
 ・日本で一番小さい鳥で尾羽が長い。群で行動する
 繁殖期の2〜3月だけつがいとなる。
 低木に横に口のついた壺型の巣を作る。
 独身のオスがつがいの子育ての手伝いをする。
 
 コゲラ 
(キツツキ科)
 
 
大きさ15p 鳴 : ギーギー

 ・コンコンと小刻みに木をつつく音やギーギーという
 鳴き声の聞こえる方の木の幹をみると発見できる枯
 れ木に巣穴をほる。つがいで300〜500mの縄張
 りを持つ。
 キセキレイ (セキレイ科)
 
 
大きさ21p 鳴 : ピピピロ  チィチィチィチィ

 ・飛びながらチチッチチッと鳴く、川に沿って波形に

 飛ぶ。河原の石の上で尾を上下に振る動作をする。
 
 セグロセキレイ (セキレイ科)
 
 大きさ21p 鳴 : チチィチーチージョイジョイ(濁る)

 ・水辺をとことこ歩く白黒のスマートな鳥波形を描い
 て飛びながら濁った声をだす。市街地にも現れ、建
 造物にも営巣する。
 秋につがいになり縄張りを持つ。
 子供は娘が先に巣を追い出され、息子の方が長く
 面倒を見てもらえる。
 (縄張りを守るのはオスの役目だから)
 カワセミ (カワセミ科)
 
 
大きさ17p 鳴 : チチチチー

 ・平地から山地の河川や湖沼などの水辺で生活し水
 上に張り出した枝や岩の上から小魚を狙っている。
 そして、ホバリング(停空飛翔)しながら水中に飛び込
 んで小魚を捕る。脚が短く、前足の3本は元の方でく
 っついている。巣は土が露出した崖に深い横穴を掘っ
 て作る。水面を低空飛翔するときのコバルトブルーの
 羽の色は大変に美しい。
 
 カルガモ
(ガンカモ科)
 

 大きさ60.5p 鳴 : グェッグェッ

 ・顔をはしる2本の黒い線と黒色で先端が黄色の
 嘴を持った雌雄同色の水鳥で湖沼や河川、海岸
 などや公園の池などにも生息する。
 泳ぎながら水面や水中の水草や水中昆虫などを
 食べる。
 
 カケス
(カラス科)
 
 大きさ33p 鳴 : ジャージャー

 ・翼と尾羽は黒く、翼には青・黒・白の細かい縞模
 様がありよく目立つ。木の上に小枝を重ねて巣を
 をつくる。他の鳥や動物の声をよくまねる。木の実
 を木の割れ目や地中に蓄える。ドングリが大好きで
 喉の奥に数個、さらに嘴に1個くわえて運ぶ。
 
 ハシボソカラス
(カラス科)
  

 大きさ50p 鳴 : ガーガー(にごる)

 ・ハシブトガラスよりも一回り小さい、ガーガーと濁った声で、胸の羽毛を膨らませ、おじぎをするように頭を
 上下に動かしながら鳴く。ヨーロッパからシベリアにかけて生息し、日本はその南東限にあたる。
 2月頃から巣作りをはじめ他の鳥よりも早く子育てをする。2重の縄張りを持ち、80〜100mがつがいの、
 500〜800mが前年生まれの子供を守る家族の縄張りである。
 クルミをわざわざ車にひかせて割るなど、カラスの知恵者ぶりは有名である。

2、春に繁殖のために来る鳥( 夏 鳥 )


 オオルリ
(ヒタキ科)
 

大きさ16.5p 鳴 : ピーリーッポピーリーポピーリ ジジ
 
 ・道が渓谷にさしかかるあたりの沢沿いの林で、オスは沢を見下ろす木の梢でさえずる。
 瑠璃色はオスでメスは緑褐色で目立たない、メスも美声の持ち主で、外敵が巣に近づくと鳴く。
 餌の捕まえ方は、飛んでいる昆虫に飛びついて捕まえ元の枝に戻る、これをフライングキャッチという。

3、冬に越冬のために来る鳥( 冬 鳥 )

 ツグミ(ツグミ科)
 

 大きさ24p 鳴 : キョロロキョケツ
            (地鳴)クェックェッ
 ・芝地や河原などの明るい地上の林のふち木の梢
 でよく見かける。シベリアから渡ってくる。
 早足で数歩歩いてはぴたっと身を起こして止まる、
 独特の歩き方をする。(だるまさんがころんだ)
 (食)木の実、虫、クモ、ミミズ
 
 ルリビタキ
(ヒチキ科)
 

 大きさ16.5cm 鳴 : ヒーピヒョロピヒョロヒョロ
               ヒョロリ ガッガッ
 ・冬、沢沿いの山道を歩いていると、道路脇の藪 
 などに現れる。地上にもよくいる。よく尾羽を上下
 に震わせる。オオルリは生まれた年の秋には、
 青い羽毛に生え替わるが、ルリビタキは2年以上
 かかって青くなる。警戒心が弱く、近づいても逃げ
 ずに愛らしい鳥である。
 マガモ(ガンカモ科)
 

 大きさ59p 鳴 : グェーグェー

 ・湖沼や河川に渡ってくる。雌雄異色の水鳥、オスは黒と緑色の光沢のある頭と黄色い嘴が特徴であ
 る。おしりにカールした一対の羽がある。夜行性で夜に餌をさがす。エクリプス(非生殖羽)とは、オスは
 夏になるとメスと同じような色に生え替わるので秋はメスと同じ色をしている。

  このページの画像は「新・神戸の自然シリーズ2 神戸の野鳥 The Birds of Kobe」
  著者:北野光良 編集:身近な生きもの調査運営委員会 発行者:財団法人神戸市体育協会
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