ミニ・シンポジウム
&ワクワク体験ツアー

スケジュール
[1日目]
ミニシンポジウム

・ご挨拶
・[自然の家] 概要
・基調講演
・提案1
・提案2
・提案3
[2日目]
ワクワク体験ツアー

・自然観察会
・[自然の家]
 プログラム体験


バウムクーヘン・アルプホルン・ピザ普及連盟 神戸代表     
全国雑木林会議2001神戸 実行委員会 事務局長
    秦 誠

■英国ナショナルトラスト協会主催の
 ホリデー・ワーク・キャンプの事例報告

「ナショナルトラスト」とは100年前に英国で始まった環境保全運動・市民団体です。日本では、貴重な自然や歴史的な建物を買い取って守っていく運動で知られています。英国では実際、ボランティアがその保全活動にかかわっています。


英国ナショナルトラスト
パンフ表紙


ワーキングホリデー
キャンプの仕組み(拡大)
パンフの内容の一部1
(拡大)
パンフの内容の一部2
(拡大)


今回紹介するのはロンドンより北へ1時間ほどの距離にある「アシュリッジ」という場所のワーキングキャンプの風景です。

このキャンプは自然の中で作業とキャンプを楽しむボランティアキャンプで、ポンドワーク(池の掃除)やフェンシング(フェンス建て込み)の作業をプレシャーにならない程度にやっていきます。


ある年のワーキングホリデーキャンプの日程表(拡大)


この活動に参加する英国人は、自然保護や自然保全に興味があって参加する人より、キャンプを楽しみに来る人の方が多い。楽しみながら木を切った結果が環境保全に役に立っているという考え方です。

ワーキングの休憩時間の記念写真

日本の環境保護団体では金儲けというような話はしたがらない。イギリスの場合は買い取った土地にコテージを建て、それで収益を得たり、チャリティーのような野外公演の劇をして収入を得て、そういったものを活動資金に回したりしています。

野外講演の風景



キャンプ中の生活は、元は馬小屋だったところを改築したようなところで寝泊りしました。

宿泊施設の小屋



食事は当番制で、自分たちで作ります。昼食は朝食の後に自分たちでサンドウィッチを好きなように作ります。

別にボランティアのワーキングキャンプだからといっても、作業ばかりしているわけではありません。9泊10日の日程の中で、5日は働いて3日は観光をしたりします。 (今回は日英交流の意味もあり休みは多い。通常5日働き1日休み)

観光地の様子


キャンプを運営するには、本部でボランティアを募ります。作業内容は各保存地の事務所で決めます。キャンプの運営はボランティアのリーダーがします。ボランティアリーダーとして求められるのは、自然に対しての豊富な知識などよりは、いかにツアーを楽しめるかという(世話役、段取り役といった)能力のほうが重要視されると思います。

■自然の家をフィールドとした提案

摩耶山でのワーキング
ホリディキャンプの参考案(拡大)

タイムスケジュール例(拡大)
提案ですが、摩耶でこのようなことをするとすれば、ハイキング道の整備や、歩きにくくなっているところの補修などボランティアでやるのに無理のない作業を自然の家から用具等をかりてキャンプ形式でやるのがいいのではないかと思います。また、作業をするには不純な動機も必要だと思うので、マウンテンバイクをしたい人に自分好みのマウンテンバイクのコースを作ってもらうとか、後、週末の林業体験とか、アマチュア林業コースをするとか…そういう案もいいと思います。

タイムスケジュールも無理せずに、作ること、食べることを楽しみながら無理なく作業してもらって、休んで、それから、ボランティアということは切り離して、夜は遊んだりして… ツアーの準備などは平日にリーダー相手に指導する程度のほうが無理なく続くと思います。


ボランティアの運営による
『こうべ森の小学校』の
機関誌の1ページ



こうべ森の小学校の活動の様子