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冬のわくわくキャンプを終えて。
2018/02/08 | スタッフブログ 投稿者:ノゾエ トシヤ
みなさんこんにちは。
冬のわくわくキャンプの写真アップが終わりましたので、ご報告と1泊2日を終えての活動報告をブログにてさせていただきます。
さて、1年間を通して春・夏・秋・冬が終わりました。
春から始まったわくわくキャンプが冬になり、先週終わりました。
今年の1年間は、私個人としても本当に辛かったところがたくさんありました。
認識とずれの違いが把握できていない、参加してくれている子ども達の笑顔が見れるキャンプ、仲間ってなんだろう?って考えれるキャンプから離れていく…。ルールや約束ってなんだろ…。や最近よく聞く、個人主義っていうのを実感した1年でもありました…。
今一度自分の原点を振り返り、いろいろな子ども達がキャンプをとおして混ざり合い、活動を通して違いを感じ合いその違いを認め、そしてグループになっていく。1人で達成した時の感動もいいとは思うのですが、せっかくならグループを通して何かを成し遂げた時の感動を子どもの頃に感じて成長していってほしい。喜びを分かち合う。そんな場を今後も私が関わるキャンプにて提供できたらと思います。
そういう意味でも冬のキャンプは、子ども達もたくさん頑張ってくれました。そして、自分たちが必死に考えたプログラムを子ども達に提供し、そんな場を作ってくれた冬のわくわくキャンプに参加してくれたリーダーさんありがとうございました。私自身妥協するのが好きではないです。今年はだいぶ妥協してしまったところがありますが…。しかし、冬のわくわくキャンプのリーダーさんはしっかり考えてくれたからこそ、自分たちとしても作りたいキャンプができたんだと思います。色々なことも含めて参加してくれたみなさんありがとうございました。
と話がずれてきましたので、1日目と2日目の活動報告を。
開校式 みんなと一緒に活動するリーダーさんの紹介をして出発!
車に気を付けながら摩耶ケーブル・ロープウェイを利用しました。
乗り物を利用したのであっという間に、摩耶山の上まで!
雪はあまり残っておらず、少しだけ残っている雪の周りに子ども達は集まっていました。
沿道沿いを歩いていると、道には雪が残っていませんでしたが端の土の上には少し雪が残っておりそれを子ども達は必至にコネコネと丸めていましたね。 子ども達の中には、握って悪い顔をしている子もいましたね…。心の中で誰を狙っていたんだろう?
さて、自然の家へ向かっている最中に施設で働いている職員から連絡が!穂高湖はまだ凍っているよと。
せっかくなのでコースを変えて穂高湖へ向かいました。
先週からずっと凍っている穂高湖です。当日見ると一面凍っている!ここ7年間穂高湖が凍ってしまうことはなかったんですが、
今年は凍っていることが多く溶けることもほぼないですね。こうやってその時しか体験できないことも含めていろんなことができるのはうれしいことです。ただ、自然あいてなので予定もできないですが…。
自然の家についたら、グループでレクリエーションをしました。お互いの名前を憶え呼び合えるようになったり、ゲームを通じてどんな人がいるんだろう?相手の子を知ったりグループで楽しんだりしました。ある程度まで打ち解けたところで、班で1つの班旗を作りました。
これから活動していくグループ。個人として大切にしたいことやこのグループで大切にしていくことなどを言葉にして班旗を作りましたね。自分の想いも形にし、そしてグループで共有することで何を大切にしたいのかをみんなで知ることができたかな?
あっという間に16時に…。さぁ、お次は鍋焼きうどん作りです!
6年生の子達は、自分たちが学校で作ったエプロンを持って来たり、学年が下の子達はこういうのを私たちも作るのかなー?と色々な話がでていましたね。
うどんを粉からこねて玉を作って、踏んで、ねかして!その間に、お野菜を切ってとたくさんの写真があります。
みんなで一つの食べ物を作ってみんなで食べる。すいさん活動のいいところですよね。その分洗い物は大変ですが…。
あっという間の一日でしたね。
ちゃんと寝る前は手洗いうがいをして!そして、おやすみなさい。
さてさて、2日目です!起きたらシーツを自分たちでたたんで部屋のお片付け!
体操を踊って、ごはんを食べて掃除をして…そして、2日目最後のプログラム ポイントラリー。
みんなに渡そうと思っていたものを妖精さんのいたずらで隠されてしまった!?で、みんなでポイントを歩いて協力している姿が見れたら返してもらえる!?っということで、リーダーさんから地図をもらって子ども達は出発しました!
4つのポイントで、リーダーさんが考えた話し合うことが必要になるゲーム・協力をしないとクリアーできないゲームを、班で話し合いながらしましたね。
全部回った後は、最後のお話ということでみんなロビーに集まり少しだけ自分たちのグループでできたことを発表してもらいました。
誰かを当てるのではなく、自分たちで発表できる人という形でリーダーさんもなげかけていましたね。
こういう時って、昨日出会ったばかりのメンバーの中では、受け入れられる環境が整っていないと発表しにくいんですが、すっと子ども達自身で考えて立って発表してくれていましたね。そういう意味でも子ども達はすごいなと思います。
この後冬の妖精さんの登場!で、写真を見せたいのですが…あまりにもクオリティーの低さに見せれません!ごめんなさい!
初めてこのとき、冬の妖精を見ましたが違う意味で笑いました…。
さて、あっという間の2日間 お昼ご飯を食べてまた同じコースを歩いてJR灘駅に着きました。
帰りは同じコースということもあり、かなり早くついてしまいました。
保護者の皆様が迎えに来た時、子ども達が迎えに来るの遅ーい!と言っている子がいましたが、
申し訳ありません。早く着いたのでご提示していた時間どうりにお迎えにきていたらお子様にとっては確かに遅く感じてしまっており、
そういう感じ方をさせてしまいました。1日目と2日目の子ども達一人一人のいい意味での行動が一つ一つ早くでき、私が計算していた2年生も含めてならこれぐらいの時間がかかるかなというのを大幅に縮めて活動できていたので、来年の冬同じコースを歩く場合は空いた時間を施設での活動の時間に設けたいと思います。
さて、2日間ほんとうにあっという間の冬のわくわくキャンプでした。
そのぶん、子ども達に内容の濃いプログラムと場を提供できたと思います。
出会いと別れの繰り返し。
また自然の家で出会う子ども達。
わくわくキャンプは、どちらかといえば初心者の子ども達向けの内容となっています。
わくわくキャンプを卒業し、もっと違ったキャンプに興味をもち旅立っていく子ども達。
また、リーダーに会いに来たよ!といって参加してくれる子ども達。
色々な子ども達がいますが、キャンプを通じて子ども達がたくましく成長し、
また出会った時に、
成長した姿や笑った笑顔を見れたらうれしいですね。
それでは、本日はこの辺で。
神戸市立自然の家 ノゾエ